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緑化事業について
緑化は緑の保全を含め、緑がない場所に植物を植え、緑豊かな区域を整備するとともに、植物の能力を活用しようというものです。
植物の持つ能力は種類によって異なり、目的別による利用や使用場所による使い分けをすることができます。
しかし、無闇に植物を植えればいいと言うわけではありません。
“緑豊かにする”は、聞こえはよく環境によさそうに感じ取られますが、私たちが手を加えることで動植物の生態系に影響を与える可能性もあります。
緑化事業は慎重に進めていかなければいけません。
都市緑化・公園
都市部の住居だと、コンクリートに囲まれ、緑が少なくなっております。
都市緑化は、住宅やビルの壁をコンクリートで覆うのではなく、植物を利用した整備を行います。プライバシーを守る目隠し効果をはじめ、癒し効果や子どもの発育を健全に促す効果なども期待できます。
また、特別な技術を必要とせず既存の技術で造園が可能なため、取り入れやすさも利点です。
景観をよくするだけでなく、都市部の公園などの緑地帯を多くすることで地球温暖化・大気汚染・ヒートアイランド現象などの環境問題を和らげる効果が期待できます。
壁面緑化
街中でよく緑のカーテンを目にする機会が多いのではないでしょうか。
ゴーヤなどが使われている緑のカーテンですが、プランターで育て、ツルを這わせる方法では生長に限界があります。
綺麗にきっちりと這わせた壁面緑化を実現するには、壁自体に土壌を取り付け、そこに植物を植える必要があります。
その技術は非常に難しく、知識と経験が植物の生長を左右します。
さらには、水やりについても自動化にするのが一般的ですが、こちらも難しく技術を要します。
地球温暖化対策のために壁面緑化を行う企業様や店舗様が多くいらっしゃいますが、造園の技術以外にも配管や制御などの専門的な知識と技術が要求されます。
道路緑化
緑の少ない道路や街中、都市部に植物を植えることで景観をよくし、環境保全と利用者方に『癒し』をもたらすことを目的とした緑化です。
街路樹に使用する植物は景観を重視するため、見た目の美しい園芸植物や造園花木が用いられます。
一般的には特別な技術を必要とせず、既存の技術で造園が可能です。
車から排出される排気ガスの浄化機能や、開拓・開発によって生じる自然災害などを未然に防ぐことができます。
